三菱UFJ銀行グループ、ジャックスを傘下に
2007年06月26日 10:59
三菱UFJフィナンシャル・グループは21日、信販大手ジャックスへの出資比率を現在の6・9%から20%超に引き上げると発表した。傘下の三菱東京UFJ銀行がジャックスが実施する第三者割当増資を引き受けることを軸に検討しており、年内にも実施する。
同時にグループの三菱UFJニコスの信販事業をジャックスに譲渡する方向で協議を進める。これにより、高額商品などを分割払いで購入する信販取扱高でジャックスはオリエントコーポレーションを抜き、業界トップとなる。
三菱UFJフィナンシャル・グループがジャックスを傘下に収めるのは、傘下のセントラルファイナンス(CF)が三井住友フィナンシャルグループへ離脱し、痛手を被った信販部門を立て直す狙いがある。
貸金業規制法改正によるグレーゾーン(灰色)金利の撤廃の直撃を受けるノンバンクにとって規模拡大によるコスト削減は急務。CFを“強奪”した三井住友はダイエーのクレジットカード子会社、オーエムシーの株式も取得する見込みで、メガバンクによる“ノンバンク争奪戦”が一段と激しさを増してきた。
信販契約はクレジットカードの普及で減少傾向にあり、各社とも「キャッシングなどのカードローンの利益に依存している」(関係者)のが実情だ。
<フジサンケイビジネスアイ>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070622-00000006-fsi-bus_all
金融業界では業界再編が相次いでいる。豊富な資金があるメガバンクは、今後グレーゾーン金利撤廃の影響を受けるノンバンクや消費者金融を統合していくことになるだろう。
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