新生銀行とあおぞら銀行 合併断念へ

2010年02月14日 08:55

新生銀行とあおぞら銀行が10月に予定していた合併を断念する方向で検討に入ったことが13日、明らかになった。金融危機をきっかけに昨年7月、対等合併を発表したが、経営方針をめぐる意見の溝が埋まらず、危機の後退により、単独で生き残りの道を探ることになった。金融庁は統合を前提にした検査を両行に実施中で、合併の行方は流動的な面も残っている。

計画では、両行の対等合併に伴い総資産17兆円、国内6位の銀行が誕生する予定だった。

だが、昨年7月の合併発表から半年以上が過ぎても「新銀行の名前どころか、ビジネスモデルの方向性すら見えてこない」(関係者)状態。15日に予定されていた両行の統合委員会は、今月初めの前回に続き、開催が見送られる。

関係者によると、消費者金融など個人取引を重視する新生銀行と、地銀との連携で法人事業の展開を進めたいあおぞら銀行との経営方針がかみ合わず、合併交渉は当初から暗礁に乗り上げていたという。

平成21年3月期決算で最終赤字に転落した両行だが、22年3月期は黒字転換する見通し。両行とも「再編による生き残りを探る必要はなくなった」との判断に傾いており、今後は自力での資本増強など、経営戦略の練り直しを進めるとみられる。


<産経新聞>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100213-00000518-san-bus_all


 


 

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