自己破産と債務整理どちらが有利か?

2015年3月23日 16:07

col20150323.jpg債務整理の方法としては、自己破産だけでなく、任意整理や個人民事再生、特定調停などの手段も存在します。

これらの手段の大きな違いは、自己破産は借金がゼロになり、それ以降、返済義務が亡くなるのに対して、任意整理や個人民事再生、特定調停については債務は減額されますが、その後も返済しなければならない点にあります。

では、借金を一切返さなくていい自己破産が有利かといえば、そうとはいえません。

自己破産すると、返済義務を免除される代わりに、お持ちの財産が競売にかけられて換金されてしまいます。

この換金されたお金を債権者に分配することで、債権者は債務者の返済義務を免除してくれるのです。

競売の対象になるのは、マイホーム、マイカーのほか、価値ある骨董品や宝飾品等です。

生活に最低限必要と認められる99万円までの現金と、生活用家電や生活上必要な家具や衣類などは対象外となります。

そのため、マイホームやマイカーや先祖伝来の家宝など、価値のある財産を持っている方は、自己破産が有利とは限りません。

大切な生活の基盤であるマイホームや、毎日の足であるマイカーを失うのは、かなり不利なのではないでしょうか。

一方、換金できる財産が全くない場合には、破産手続きとともに同時廃止が行われ、財産の競売もなく、返済義務から解放されます。

目ぼしい財産がないし、返済するお金もないという方は、有利といえるかもしれません。

では、マイホームを維持しながら、債務整理を行う方法はあるでしょうか。
もし、ないとすれば、マイホームに固執するばかりに、借金地獄から抜け出せないことになってしまいます。

この場合は、特定の債務だけ減額を交渉できる任意整理か、住宅ローンを除外できる個人民事再生の方法が考えられます。

この場合、住宅ローンについてはこれまで通り返済をし、他のローンについては利息負担を軽減された減額債務を3年程度で返済しなければなりません。
それだけの収入がないならば、自己破産が賢明でしょう。

 

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