事業経営がうまくいかず、銀行の借入返済額を減らしたい!


相談者 チビドラゴン さん
性別 男性
年齢 45歳
家族 既婚、子供2人
就業 自営業
勤続年数 17年
年収 1500万円
住宅ローン
自動車ローン
住宅ローン:1億5000万円、自動車ローン:なし
ローン(上記以外) 借入件数:15件、借入金額:1億5000万円、毎月の返済額:200万円
借金の原因 旅館経営

現在旅館を経営しています。

今まで銀行に対して元金利息延滞したことはありませんが、借入返済金を半分の100万程度にしたいと考えています。

どうかお知恵を貸してください。

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銀行と交渉しながら、経営と家計、両方の改善を検討しましょう。

チビドラゴン様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの内田ふみ子です。

 旅館の経営で借り入れをしており、その返済額を減らしたいというご希望ですね。

 事業のお金は経営の問題として考えていかなければなりませんが、自営業の方は、事業がうまくいっているときは家計収入も多く、うまくいかなくなると、家計も急速に悪くなるケースが多いように見受けます。

 旅館経営と家計、両方を見直していきましょう。

銀行と交渉しやすい状況を利用する

 チビドラゴン様は、これまで借りたお金の元利金を延滞したことはなく、今回、月200万円の返済を半分にまでしたいということは、それだけ経営が前ほど良くはないということではないでしょうか。

 25年3月までは、中小企業金融円滑化法という、金融機関に対し、貸付条件の変更にできるだけ応じるなど、中小企業への資金供給を円滑に行うよう促す法律があります。

※中小企業金融円滑化法 
金融庁http://www.fsa.go.jp/policy/chusho/enkatu.html

これによって、事業者は金融機関に返済方法の変更など相談しやすくなっています。法律の期限が終了したあとも、中小企業の支援として何らかの対策を取ることを政府内で検討されているようです。

 現時点では、銀行と貸付条件の変更の交渉はしやすく、いわゆる「貸しはがし」は起こりにくい状況といえますので、銀行に相談してみてはいかがでしょうか。

 また、経営に問題がなく、より金利の安いローンがあるなら、借り換えも可能かもしれません。

 しかし事業を行っている以上、今後も新たな借り入れが必要になることが考えられます。また経営上の根本的な問題が解決されていないと、結局は返済できなくなる可能性が高くなります。

外部の知恵も借りて、経営の課題を改善する

 返済が重荷になっている理由は記されていませんが、一般には経営上
  ①売上が上がらない
  ②経費がかかり過ぎている
のいずれか、またはその両方であると考えられます。

 また、①や②は、一時的なものでしょうか?
 それとも、不況や施設の老朽化、人件費や設備の維持費がかさむ、などすぐには解決できないことによるのでしょうか?

 一時的なものであれば、返済計画の変更で乗り切れるでしょう。そうでなければ、金融のテクニックの問題ではなく、経営上の課題をまず解決することが、チビドラゴン様の抱える問題の本質ではないでしょうか。

 ご存知と思いますが、商工会議所や自治体には経営相談の窓口があります。
 金融機関でも、借り手の事業者に対する経営相談に力を入れ始めたところもあります。
 まだ延滞が発生していない今のうちに、必要なら外部の力も借りながら、経営に向き合ってください。

 また経営者の宿命ですが、本当に努力してどうにもならないときは、返済のための借金を増やすのではなく、事業の清算もどこかで覚悟しておかなくてはなりません。

収入が減ることも考え家計を見直す

 自営業は事業が順調のときは収入も多く、家計の支出も膨らみがちです。反対に事業がうまくいかなければ、自分の給料は大幅に減らさなければならないこともあります。

一度慣れた生活を変え、増えてしまった支出を減らすのはそれほど簡単ではありません。チビドラゴン様の場合、経営が少し厳しくなっているように見受けます。早いうちに家計も見直して、収入が減ったときの生活へのダメージを予防しましょう。

チビドラゴン様の現在の収入は標準より高く、住宅ローンも高額です。またご年齢から、お子さんたちの教育費が膨らむ時期にきているのではないかと推察いたします。

 なかなか減らせないのが住居費と教育費ですが、そのほかの生活費について、抑えられる費目や金額はないか、見直してみましょう。

 支出の見直しは、暮らし方そのものの見直しです。家族にも状況を話し、家計簿をつけていなければ、支出の記録をつけることから始めましょう。

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