父はギャンブル好きで借金癖があります。どうすればいいでしょうか?


相談者 車男(仮) さん
性別 男性
年齢 50歳
家族 既婚・子供2人
就業 正社員
勤続年数 1年
年収 240万円
住宅ローン
自動車ローン
住宅ローン:2,000万円・自動車ローン:-
ローン(上記以外) 借入件数:4件、借入金額:160万円、毎月の返済額:5万円
借金の原因 ギャンブル、遊び

この相談は私の父が借金をしているため、私(娘)からさせて頂きます。

父は借金癖があり毎年毎年してしまいます。母がそのお金を親戚から借りたりして返して来ましたが、母はこの数年、目の病気を患い、年もとっているので中々働けません。

私は大学生で、下には小学生の妹もいます。大学費用は私のアルバイト代でだしています。

それなのに父は4件から160万を借りていました。返済もしていなく、挙げ句の果てに自己破産を考えています。

いま、仕事を変えたばかりで月々20万か19万しか給料がありません。とても返済に届きませんし、 住宅ローンは月々7万5000円です。それプラス電気ガス水道代などあるので、本当にとても無理な返済なのです。

父は未来に諦めてしまい、なにもやる気がありません。ただ、妹も小さいので自己破産だけは 私と母は止めたいのですが、出来るでしょうか?

本当に本当に本当に悩んでいます、ご相談お返事お待ちしております。

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"借金癖"があるときは、精神保健福祉センターにも相談しましょう

車男の娘 さん、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの内田ふみ子です。

まだ大学に通う学生なのに、妹さんのことも心配しながら大変な思いをされておられます。

お父さんの借金は、心の問題も関係しているようです。少し時間がかかるかもしれませんが、公的な相談機関や専門家の手を借りて、解決していきましょう。

自己破産しても、借金は免責されないこともある

 現在の収入で家族4人の生活では、娘さんのおっしゃるように返済は難しそうです。持ち家であれば、毎年、固定資産税などもかかります。

 お父さんは自己破産を考えておられるとのことです。自己破産そのものは、家族の進学や就職に直接影響することはありません。ただ持ち家などは処分することになります。

また浪費やギャンブルによる借金は、借金が免責(払わなくてよいということ)されない可能性もあります。

 個人再生という方法では、借金を大幅にカットしますが、住宅ローンは払い続けることで、マイホームは手放さなくて済みます。

金融機関に交渉して、利息や支払い額を減らしてもらう任意整理という方法もあります。しかしお父さんに返し続ける意思がなければ、個人再生や任意整理は選択できないでしょう。

ご家族としては、借金を返すことに目がいきがちですが、借金の原因がギャンブル等の場合、自己破産をしても繰り返す可能性が高くなります。

まず、借金の肩代わりをしないことが鉄則です。お母さんには、「親戚から借りて返す」ことを止めていただかなくてはなりません。

お父さんのようなケースでは、具体的な債務整理の方法は、ギャンブルや心の問題に理解のある、弁護士・司法書士に相談するのがよいでしょう。

弁護士などに委任し、業者との間に入ってもらうと督促が止まります。その間に、"借金癖"への対応をしたり、どのような債務整理がよいのか、落ち着いて相談することができるようになります。

弁護士・司法書士への費用は、収入が一定以下であれば、法テラスで無料相談や、費用の立て替え払いの制度が利用できます。

法テラス http://www.houterasu.or.jp/

 また違法な業者――いわゆる"やみ金融"から借りていたら、警察にも相談しましょう。

 借り過ぎの予防としては、自分自身を、貸付の自粛対象者として登録する貸付自粛制度があります。

日本貸金業協会「貸付自粛制度」 http://www.j-fsa.or.jp/personal/contact/way.php

ただし、登録した人に貸してはいけない、という金融機関への強制力はありません。また原則、本人=お父さんに手続きをとってもらわなければなりません。

 それから、預金や印鑑など財産に関するものは、お母さんか娘さんが管理するようにしてください。

"借金癖"は債務整理ではなく、医療やカウンセリングで治す

ギャンブルや浪費によるいわゆる"借金癖"は、依存症など心の病の可能性があります。これを治さないかぎり、借金は止みません。

治すには、専門医による治療やカウンセリングが必要です。公的な相談先としては、自治体の精神保健福祉センター(こころの健康センター)があり、相談や専門機関の紹介など行っています。

お近くのセンターにまず電話で、ギャンブルなどで借金を繰り返すこと、借金の返済で困っていることを伝えてください。

厚生労働省「全国の精神保健福祉センター一覧」
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html

地域によっては、精神保健福祉センターと自助グループ、医療機関、法律の専門家、ソーシャルワーカーなどのネットワークがあります。

ギャンブル依存症の場合は、当事者同士が支えあう自助グループに通って、回復を目指す人もいます。また家族や周囲を巻き込むため、家族のための自助グループもあります。

・本人のための自助グループ「ギャンブラーズ・アノニマス(GA)」 http://www.gajapan.jp/index.html
・家族・友人のための自助グループ「ギャマノン」http://www.gam-anon.jp/home

 参加費は無料で、プライバシーにも配慮されています。

もしお父さんがギャンブル依存症であれば、ギャマノンのミーティングに参加してみてはいかがでしょうか。同じ立場の人たちと悩みを共有することで、お母さんや娘さんの心痛が少しでも軽くなればと思います。

大学の奨学金制度やカウンセリングルームを利用する

 現在、娘さん自身が学費をアルバイトで賄っているとのこと。
 学業や健康に影響はありませんか?

 大学では、日本学生支援機構の奨学金制度のほか、経済的に困っている学生のために、授業料の分割払いや減免、奨学金制度を用意している大学もあります。

日本学生支援機構 http://www.jasso.go.jp/

 しっかり学んで自立するために、奨学金の利用も考えてみましょう。新年度の申込手続きは4月初旬なので、早めに相談してみてください。

 お金の悩みは、友達にも話しづらいことだと思います。最近は各大学に、臨床心理士のいるカウンセリングルームや心の相談室が設けられています。ストレスに押しつぶされてしまう前に、カウンセリングを受けて、自分自身のケアもしましょう。

 少し時間はかかっても、解決していく道はあります。一人で抱え込まずに、相談機関や専門家の手を遠慮なく借りてください。

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