投資詐欺に遭い、税金の支払いが困難です。どうすればよいでしょうか?

相談者 困った さん
性別 女性
年齢 39歳
家族 既婚・子供1人
就業 個人事業主
勤続年数 4ヶ月
年収 450万円
住宅ローン
自動車ローン
住宅ローン:- / 自動車ローン:月18,000円返済
ローン(上記以外) 借入件数:1件 / 借入金額:30万円 / 毎月の返済額:4万円
借金の原因 投資競馬詐欺にあった

ネットで検索してる中で、こちらのサイトに辿り着きました。 別の方への回答の中で「生活福祉資金貸付制度」というものがある事を知り、今 の私にも利用出来ないものか知りたくなりました。

今年3月にネットで投資競馬詐欺にあってしまい、現在消費者センターへ相談・対 応中なのですが、この影響で滞りなく返済していた毎月の携帯代金や車のローン や保険料、そして税金の支払いが困難になってきてしまいました。

家のローンは主人が払っているので問題ないのですが、主人と私と家計分担して いまして日常の生活費は私、住宅ローンや光熱費は主人としています。

毎月の生活費に6万から7万くらい必要ですし、それに自分の支払い分を合わせる と月に10万は必要になります。ですが、現在の私の収入は子供が1歳になったばかりと言う事もあり、稼働時間 が少ないので月に4万から5万ぐらいです。

今年2月から個人事業主として申請しました。在宅の仕事で24時間業務出来るの で、子供がもう少し大きくなり預けられるようになれば稼働時間も増えて収入も 増えます。

今だけ何とか乗り切れる様に、お力を貸して頂けないでしょうか? 生活福祉資金貸付制度以外でも、何か該当する融資や制度があれば教えて頂きた いです。

個人事業主申請直後は、半年経ってから「女性・若者 シニア起業家支援資金」の申請を考えておりました。こちらの利用も可能かどうか、現状でわかれば教えて頂けないでしょうか。

無知なので質問ばかりで恐縮ですが、切羽詰っ ておりますので、どうかよろしくお願いします。

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出産後、妻の収入が減ったら、共働きでも財布は1つで管理しましょう

困ったさん、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの内田ふみ子です。

 ご自身の仕事もこれからという時期に、詐欺に遭われて、悔しい思いをされていらっしゃると思います。出産後は家計の収支が変わる時期でもあり、当面の生活費の確保とともに、管理の方法を考えていきましょう。

生活福祉資金貸付制度の条件を確認する

 一時的なピンチを乗り切るために、困ったさんは「生活福祉資金貸付制度」をお考えです。
 この制度は、高齢者・障害者・低所得者世帯が対象です。低所得者向けでは、民間の金融機関から借り入れが難しく、この貸付によって、経済的に自立できる世帯を対象にしています。相談と申請の窓口は、市町村の社会福祉協議会で、審査は都道府県社会福祉協議会が行います。

 また個人単位ではなく、世帯の生活を支援するための貸付です。
社会福祉協議会は、世帯としての家計収支や生活状況を見て、貸付の必要があるか、生活の立て直しや返済の可能性があるかを検討します。

ご相談では、困ったさんご自身が家計を分担している分について、足りなくなってしまったということですが、この制度では、ご主人の収入を合わせた世帯収入と支出が審査の対象になります。

そのため、お二人の収入を合計して、毎月の家計収支を明らかにする必要があります。まず家計簿など付けてから、相談してみてください。

生活福祉資金貸付以外には、次のような方法が考えられます。

・家計を徹底して見直す。
・民間金融機関から借りて乗り切る。
・住宅ローンは、金融機関に相談して、一時的に毎月の返済額を減らしてもらう。
・終身保険や年金保険を契約している場合、契約者貸付を利用する。

※参照:厚生労働省「生活福祉資金貸付条件等一覧」 http://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/kashitsukejoken.html

家計のピンチは、財布を1つにまとめて乗り切る

 文面から、もしかしたら困ったさんは、詐欺に遭ったことや、さまざまな支払いが難しくなっていることを、ご主人に相談されていないのでは、と気になりました。

 現在の困ったさんの収入が4~5万円で、分担している支出は生活費6~7万。これだけで、すでにこの夫婦分担制は無理があります。

 今後も共働きを続けていくとしても、収入が少ない間は、ご夫婦で家計全体を見直して、支出を抑えていかなければなりません。

 妻が出産で収入が減っても一時的だからと、足りない分をそのまま妻が負担し、結局カードローンで生活費を補って、返済に行き詰るケースが実際にあります。

 食費やご主人のこづかいなど、困ったさんの収入が多かったときのままになっていないでしょうか? また、これまで貯蓄はされてこなかったのでしょうか?

 詐欺の被害以前に、こうした家計の変化に合わせて生活を変えてこなかったことが、今回のピンチを招いた本当の原因のような気がいたします。

 お子さんを預けて収入が増えても、保育料や、お子さんにかかる生活費など同時に支出も増えます。教育資金の積立も始めなければなりません。
 
 家族が増える、転職・退職・独立する、引っ越すなど、大きなイベントの際は、家計収支も変わりますので、家族で見直しをすることが必要です。

 ご主人の協力次第では、借入が不要になることもあるかもしれません。また生活福祉資金貸付でも、民間金融機関でも、借入金額を最小限に抑えられるでしょう。

困ったさんのお仕事が軌道に乗るまでは、ご夫婦の財布は1つにして、お二人で相談しながら管理することをお勧めします。

事業資金の融資の前に、家計を安定させる

 困ったさんは、事業者として融資を受けることも検討されています。

 国の「女性、若者/シニア起業家支援資金」は、民間金融機関では貸付が受けにくい女性などに、低利で貸し付けるものです。

※参照:日本政策金融公庫「女性、若者/シニア起業家支援資金」
 http://www.jfc.go.jp/n/finance/search/02_zyoseikigyouka_m.html

 ただし、あくまで事業資金ですから、事業計画をしっかり立てる必要があります。
 自治体などでは女性の起業支援事業として、さまざまな講座や交流事業を行っているところもあります。参加して勉強したり、同じ立場の人たちと情報交換してはいかがでしょうか。

 また、お子さんが小さく、預けなければフルに働けないということですから、まず保育先を確保して、仕事に充分な時間が使えるように環境を整えましょう。

 個人事業主でも、仕事のお金と家計とは区別しなければなりません。
 融資を受ける前に、支払うべきものを支払い、生活ができる家計にすることを優先させてください。

 自営で仕事をしていると、ビジネスの提案を装い、詐欺のような儲け話の誘いも多いものです。

 困ったさんが被害に遭った競馬投資の詐欺は、以前から消費者相談の現場で問題になっていた事例だと思われます。
 
 社会経験の少ない若い人や、子育てや高齢で外で働けない人は、こうした詐欺のターゲットにされやすいので注意が必要です。

 出産後、思うように働けず、困ったさんにも焦るお気持ちがあったのかもしれません。しかし、開業届も出されたとのことなので、これからは本業で稼ぐことに集中しましょう。

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