総量規制内であれば借り入れ限度枠を増額してもらえますか?

プロミスでおまとめローンを組みたいと思います。まとめるのはアイフルの22万ほどの借金です。プロミスには現在17万ほどの借り入れがあります。

まとめた上で総量規制内であれば借り入れ限度枠を増額してもらえる物でしょうか?そのほかに1社165万ほどの借金がありますが、今回こちらはまとめないことにしたいのです。現在の総借金額は204万程あります。総収入は670万です。

(Yahoo!知恵袋より)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13131582528

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借り入れ限度枠の増額は、あくまで返済能力によるものです。むしろ今借りている残高を、早く返減らすことを優先させましょう。

はじめまして。ファイナンシャルプランナーの内田ふみ子です。

現在借りている金額は、収入に対して三分の一以内に留まっています。しかし決して少ない金額ではありません。

さらに借り入れ限度枠の増額を希望されていますが、その前に、お金の使い方を振り返ってみましょう。

借り入れ限度枠は返済能力で決まる

 おまとめローンそのものは、総量規制の例外です。消費者金融など貸金業者からの借り入れが、年収の三分の一を超えていても、借りている人の負担が軽くなる借り換えであれば、法律上は利用可能です。

 一方、借り入れ限度枠は、それぞれの金融機関が、顧客の収入などによって決めているものなので、総量規制の限度額とは一致しません。たとえ年収の三分の一に達していなくても、50万円までしかお貸しできません、ということもあり得ます。

 あなたの現在の借り入れ総額は204万円であり、ほぼ年収の三分の一になります。165万円を借りているのが貸金業者なら、これ以上借りるのは難しいでしょう。

また仮にそれが総量規制の対象外となる銀行からの借り入れであったとしても、金融機関は、個人信用情報機関に借り入れ状況を照会します。その上で返済能力を審査するので、総量規制にかからなくても、借りられるという保証はありません。

それからなぜ、プロミスのおまとめローンを利用したいのでしょうか?
もしかしたら、借りている金額がもっとも少ないので、さらに貸してもらえる可能性が高いと思われたからでしょうか?

また質問者さんが、なぜ、もっとも残高の多い借り入れを除いた2社のみをおまとめローンにしたいのか、事情が書かれていません。返済負担を軽減したいのであれば、3社ともまとめるのが通常です。金利がおまとめローンにするより低いのでしょうか?

借り入れ限度枠の増額より、家計を見直す

借り入れ限度枠を増額したいということは、質問者さんの状況を察するに、現状ですでに返済が厳しく、さらに借りないと生活できない、ということではないでしょうか?

おまとめローンで毎月の返済額が減れば、その分、借りられる金額が増えるのではと、期待されているご様子が伺えます。おまとめローンで借り換えても、すぐに返済額や残高が劇的に減少するわけではありません。

ですから、借り入れ限度枠はそう変わらないと思われます。新たに借りたいのであれば、少なくとも先に返済をして残高を減らさなくてはなりません。

 返済を進めるためにまず、今の家計支出を確認してみましょう。
 ご家族構成がわかりませんが、年収400万円でも、4人家族で堅実に生活している方は少なくありません。

 正規雇用の人の平均給与額は468万円(注)です。それに比べると質問者さんは、かなり余裕があるといえます。年収が充分なのにお金が足りない家計の場合、毎月決まって出ていくお金、つまり固定費が高いケースが多いものです。高額な住宅ローン、塾代や私立学校の授業料など教育費はその代表です。

ほかには、たとえば周りに合わせてお付き合いや、飲食の費用、洋服代などがかさんでいることはないでしょうか?

 クレジットカードのショッピングでの利用にも気をつけてください。
貸金業法の適用がなく、リボ払いの残高が借金であるという認識が低いため、いつのまにかリボ払いの返済が生活を圧迫していることも少なくありません。金融機関からの借り入れができなくなると、スーパーの買い物もクレジットカードを使うなど、いつのまにか残高が膨らんでいることがあります。

質問者さんのクレジットの利用状況はいかがでしょうか?
ほかに借金を抱えているときは、一括払いにするか、クレジットカードの利用は控えましょう。リボ払いもおまとめローンの対象にしている金融機関もあるので、おまとめローンを利用するときは、クレジットカードの残高もいっしょに検討してください。

債務整理を避けたいなら、今すぐ残高を減らす努力を始める

質問者さんのように一定の収入がある人は、総量規制いっぱいに貸金業者から借りていても、規制対象外の銀行から借りられる可能性もあります。しかし、すでに返済が難しい状況では、借り入れを増やせば、返す金額が増えたり、返済が長引いて、生活が苦しくなります。またそのような状況では、銀行の審査も厳しいと考えた方がよいでしょう。

総量規制は、借り過ぎを防止するためのルールです。
質問者さんはそのぎりぎりのところに立っています。

年収だけをみれば、家計を見直したら、これ以上借りなくても返済を続けられる余地はありそうです。しかし、どう家計を見直しても、おまとめローンを利用しても、もっと借りなければ生活できそうにないということであれば、債務整理をするのが生活を立て直す近道です。

債務整理には、法律事務所に依頼しなくても、本人が金融機関に相談して、月々の返済額を減額したり、金利を下げてもらう任意整理という方法があります。このような返済計画の変更は信用情報として登録されるため、今後、新たにクレジットカードを作ったり、自動車ローンを申し込むときは、審査の対象になります。

債務整理を避けたいのであれば、今のうちにがんばって、借金を減らす努力をしましょう。

家計の見直しは、ひとりで背負ってもなかなかうまくいかないものです。家族に事情を話し、協力してもらうことが必要です。もし家族の病気や介護費用、進学費用などでお困りなら、最寄りの役所などで相談してみてください。利用できる制度があるのに、案外知らないケースもときどき見受けます。

これを機会に、お金の使い方や生活を見直してみましょう。

(注)国税庁「平成24年分 民間給与実態統計調査」より
https://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2012.htm

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