奨学金と教育ローンは借りるならどちらがよいか?

大学の 4年制を受けたのですが 4年間で見積もって多くで 600万円は必要になるんです。しかも、 10月の中旬までには入学金と授業料で約 80万は必要になるんです。

そこで、大学でお金を借りたことのある方に質問なのですが、利子がなるべく低くすぐに借りれるのはどちらになるのでしょうか?

そしてそれを継続して4年間分借りようとおもっているんですが、教育ローンと奨学金とどちらのほうがいいんでしょうか?


(Yahoo!知恵袋より)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12135025807

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教育ローンと貸与型奨学金は、借りられる金額や条件の違いを知って、返せる範 囲で利用しましょう

はじめまして。ファイナンシャルプランナーの内田ふみ子です。

教育ローンと奨学金の違いは、金利だけではありません。また借りたものは返さなければなりません。それぞれの特徴を知り、返済計画を立ててから借りるようにしましょう。


教育ローンと貸与型奨学金の特徴と違い

 10月中旬に授業料の払い込みが必要ということは、AO入試か推薦入試で合格されたものと推察いたします。早く進路が決まってほっとできますが、授業料の払い込み期限も早いので、慌てる人も少なくありません。

 質問者さんは教育ローンと貸与型の奨学金の金利についてお尋ねですが、この2つには金利よりもっと大きな違いがあります。

 ひとつは、一度に借りられる金額が違うということです。

 教育ローンには、国の教育ローンと民間の銀行などが扱う教育ローンがありますが、いずれも、入学金や授業料といった必要なお金に対するローンです。ローンの種類によって、一人暮らしをするための引越し費用、教科書代、パソコン代なども貸してくれるところがあります。

 もうひとつの違いは、教育ローンを借りられるのは、学生ではなく、収入のある保護者などであることです。必要であればいくらでも借りられるわけではなく、借りる人の返済能力に応じて、貸し出しを行っています。

 教育ローンの手続きは、申込み→審査→振込、となり、国の教育ローンは早ければ2週間程度で完了します。

 貸与型奨学金の代表は、独立行政法人の日本学生支援機構が運営している奨学金です。これは、基本的に毎月支給されるものです。成績や保護者の所得によっては、無利子の奨学金も利用可能です。また日本学生支援機構の奨学金は、学生本人が借りて返すものです。

ほかには、自治体や民間の財団法人などの奨学金があります。なかにはまとめて支給されるものや、返さなくてよい給付型もありますが、毎月支給する貸与型の方が多くなっています。またそれぞれの利用要件を満たしている必要があります。

 日本学生支援機構をはじめとする奨学金は、多くは4月からの支給なので、10月中旬には間に合いません。また金額も充分ではありません。

教育ローンや奨学金を利用した4年間のお金のやりくりを考える

 以上から、差し迫った10月の支払いには、まず教育ローンを検討するのが妥当です。

比較的金利の低い国の教育ローンは、民間の教育ローンが借りにくい、低所得の人でも利用しやすいローンです。ただし1人300万円が上限です。国の教育ローンが借りられた場合でも、4年分600万円全額は賄えません。民間であれば、審査が通れば必要な金額が借りられますので、金融機関の金利やその他の条件を比較して、選ぶのがよいでしょう。

また最近は、大学と金融機関が提携している教育ローンもあります。進学する大学に、そういった教育ローンがないか尋ねてみてください。

ただ質問者さんが4年分の学費を借りる、とおっしゃっている事情を察しますと、銀行のローンでは希望額を借りられない可能性も考えておく必要があるかと思います。

不足する場合は、奨学金を借り、アルバイトもするなどして、お金を貯めて授業料を支払うことを検討しましょう。また奨学金を4月から受け取りたいときは、在学中に申し込む必要があります。高校で早めに確認してください。

授業料は、1年分、あるいは前期・後期でまとめて払うように大学から通知がきますが、難しい場合は、大学に分割して納める相談をしましょう。

また入学後、大学によっては成績優秀者に対する給付型の奨学金制度を設けているところがあります。入学前は高校で、入学後は大学の学生課などで奨学金の情報を集めるのを忘れないようにしてください。

借りるときは返済計画もいっしょに考える

 仮に教育ローンと奨学金を4年間で600万円借りたとすれば、卒業後、どのように返していくのか、しっかり考える必要があります。

 金利も考慮しなければなりませんが、何より社会に出るときにすでに600万円もの借金を背負っていることになるからです。

 教育ローンは、返す義務があるのは借りた保護者などになるため、家族とよく話し合ってください。

 また、どのようにいくらずつ返していくか、国の教育ローンと日本学生支援機構については、それぞれのサイトでシミュレーションできます。

 日本学生支援機構の奨学金は、卒業後、十数年から20年ぐらいに渡って返済が続きます。社会人になって一人暮らしをしている人にとって、決して軽い負担ではありません。大学を卒業した後、どんな仕事に就き、どのような生活をして、返済を続けていくのか、借りる前にしっかり考えましょう。

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